小児集中治療室(Pediatric Intensive Care Unit:PICU)

小児集中治療室とは、成人での集中治療室(ICU: Intensive Care Unit)と同様、呼吸・循環・中枢神経・代謝などの生命維持に関わる重要な臓器の障害に対して、強力かつ集中的に管理・ケアをする為の治療室です。

北里大学病院には12床のPICUベッドがあり、相模原市・海老名市・座間市・綾瀬市・大和市やその他近隣地域の非常に具合の悪い患者さんや手術後の患者さんの全身管理を行っています。

対象となる患者さんは、15歳未満の内科的・外科的な病気や、外傷・中毒・熱傷などの外因性の事故などによるものです。多種多様の疾病を含み、年齢層のことなる小児の患者になりますので、各科毎の得意・不得意の差が出ないよう、全ての患者さんに対して小児科医が協働して診察・治療を行っています。

また、一般の小児病棟では管理できないような、人工呼吸管理・体外循環・低体温療法・手術後管理(心臓手術・脳神経手術など)を中心に管理しております。

《御家族の皆さんへ》

多くの患者さんが、病状が落ち着き、安心して自宅で過ごすまでの時間が必要となりますので、当院の小児一般病床や近隣医療機関へ転棟・転送して治療の継続を行ってもらっています。

チューブ・カテーテル・人工呼吸器などの多くの医療機器が体に装着され、具合の悪そうなお子さんに不安を抱くと思いますが、できる限り早くおうちに帰してあげられるよう治療をしております。

《医療者の皆さんへ》

内因系・外因系を問わず重篤小児の受け入れを随時行っておりますので、具合の悪い患者さんや治療困難症例に関してお気軽にご相談ください。

小児後期研修やその他の臨床研修に関して、内科系疾患のみならず、全ての急性期小児疾病を体験・研修できる数少ない施設です。研修プログラムに関してもお気軽にご相談ください。

小児集中治療室(PICU)主任 安藤 寿

2014 年
 総入室患者数 588 名
 救急転送症例 124 名

PICU全景
ナースステーション
病室風景