教 授 挨 拶

北里大学小児科を受診される皆様へ

北里大学小児科は高度の先進的医療を提供しております。小児集中治療室、危急的新生児集中治療室を有し重症の小児の医療を担っています。また、東病院では、慢性疾病の小児に対して在宅支援医療を提供しております。我々は、医師としてプロフェッショナルとして医学知識、技術の向上を目指して日々研鑽しております。また、常に患児やご両親を中心に小児の暖かいトータルケアを実践しております。我々は子どもたちの総合医です。どんなことでも結構ですのでご相談ください。

小児科を志す先生方へ

北里大学小児科の目標は “みんななかよく、臨床はあたたかく、研究はクリエティブに、教育は情熱的に、チーム力の結集”です。北里大学の小児科は、とてもアットホームな雰囲気があり、みんな非常に仲がいいと思います。これは、大変誇れることです。私は、この“みんななかよく”という言葉に、お互いに遠慮無く先輩後輩にかかわらず相手の間違いは指摘することができ、切磋琢磨してお互いに成長していくという意味を込めたつもりです。北里大学小児科の1日は、朝8時からのモーニングカンファランスから始まります。レジデント、スタッフ全員で前日の入院症例および問題症例について話し合います。診断や治療方針をめぐって熱いディスカッションが繰り広げられます。ここでは、先輩後輩の区別無く意見を交わし結果として最新のエビデンスに基づいた最良の小児医療を提供しています。

北里大学小児科は最高水準のチーム医療を提供しています。小児病棟は、全89床あります。内訳は、PICU12床、HCU6床、一般病棟40床、NICU21床、GCU10床です。特に、大学病院では他にあまり例のないPICUを備えた小児病棟であることが特色です。これらの病棟に、外科系疾患を含めすべての小児疾患が入院します。非常に幅広い臨床研修ができます。教育には、情熱を持って行っています。朝のカンファランスの後の回診、日勤帯の終了時にはサインアウトを行い、指導医が研修医を指導しています。また、月に1回院内で小児科教育セミナーを開催し、国内外のエキスパートの先生をお呼びし講演を行っています。周産期セミナーも開催しています。専門医試験に向けての後期研修医向けのクルズスや勉強会も月に1回開催しています。研究にも力を入れていて専門の研究スタッフ(技術員)を有する研究室も充実しています。クリエティブな研究を行いPediatricsやPediatric researchなどの一流誌に北里発のエビデンスを発信しています。

北里大学小児科は最高水準のチーム力を持ち最高のチーム医療を提供しています。チーム医療において医師はリーダーです。皆さんは医療チームのリーダーとなる存在です。患者さんや部下から尊敬される、優秀なリーダーになるためには、修練が必要です。自分が将来このような小児科医になりたいという人間モデルに出会うことも重要です。北里大学小児科には皆さんの目標となり得る小児科医が沢山います。この数年間が、あなたの医師としての人生を左右します。骨太の教育方針で、しっかりと学んでください。北里大学小児科チームは、あたたかくそしてきびしい最高の教育環境です。

北里大学周産母子成育医療センターセンター長
北里大学医学部小児科教授 石井 正浩